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Things you can live without knowing

The Problem Child and the Answer Child

Solving problems through "selfishness. Kyoko Tominaga's "Minna no "Wagamama" Nyumon(『みんなの「わがまま」入門』)" is a book that defines "selfishness" as "asserting one's own opinion" and reconsiders it as a means to solve problems. For…

How do we remember words ?

The other day, I had an opportunity to talk to a person who had a brain tumor before surgery to remove it (Mr. X).(Incidentally, he's very well now.) At the time of our interview, Mr. X was unable to remember some words because the tumor h…

「問題」児と「答え」児(富永京子『みんなの「わがまま」入門』を読んで)

「わがまま」による問題解決 みんなの「わがまま」入門 作者:富永京子 発売日: 2019/04/30 メディア: 単行本 富永京子さんの『みんなの「わがまま」入門』は、「わがまま」を「自分の意見を主張すること」と定義し、問題解決のための手段として捉え直す一冊…

「身のこなし」について(映画「パラサイト 半地下の家族」を観て)

街を歩いているとき、食事をしているとき、何かしらの行事のとき、皆さんは自分の「身のこなし」について気にしたことがあるでしょうか。 自分の「身のこなし」が、育ってきた環境に強く影響を受けているということを、意識したことがあるでしょうか。 ハビ…

宗教の評価はどのように決まるか

世の中いろいろな宗教がありますが、何となくそれらには序列があるような気がしています。 神(のようなもの)がいて、教会があって、修行したり何か唱えたりするような実践があって、その人たちにとっての理想的な社会を目指していて…。どの宗教も、基本的…

AIやアンドロイドをテーマにした作品について

世の中には、AI(人工知能)やアンドロイドをテーマにした作品がめちゃくちゃあります。 というか、SF作品にはだいたい出てきます。 それだけこのテーマが人々の興味を引くものなのでしょう。 気づけば、そういう作品をたくさん見聞きしてきた気がするので、…

どのように人は言葉を記憶するのか

先日、脳腫瘍の摘出手術前の人(以下Aさん)に話を聞く機会がありました。 (ちなみに現在はとても元気) お話を伺ったとき、Aさんはその腫瘍によって脳の言語野が圧迫されていて、いくつかの言葉が思い出せなくなっていました。 例えば、牛の絵を見ても「牛…

言説分析と内容分析

は具体的に何が違うのでしょうか。 今、研究で使用するための雑誌の記事を収集しています。 その分析のためのガイドブックを探していると、たぶんどれも似たことを書いているのに、本によって分析対象の呼び名が変わることに気づきました。 そもそも、言説・…

ゲーム内の善行(”Detroit: Become Human“ の作家、デヴィッド・ケイジ氏のインタビューを読んで)

久しぶりにフリプでも落とすか、とpsnを見たら8月のフリプに ”Detroit: Become Human” が。 サンドリで有吉さんが面白いって言ってたし、インターネットのおじさんたちも「フリプに久々の当たり」とか何とか言ってたので、とりあえずやってみました。 評判通…

橋は大事(ゲオルク・ジンメル「橋と扉」を読んで)

ジンメル・コレクション (ちくま学芸文庫) 作者: ゲオルクジンメル,Georg Simmel,北川東子,鈴木直 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1999/01/01 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 27回 この商品を含むブログ (32件) を見る ジンメルのエッセー「橋と扉…

語ることと語らないこと(國分功一郎『哲学の先生と人生の話をしよう』を読んで)

哲学の先生と人生の話をしよう 作者: 國分功一郎 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/11/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 〇概要 メルマガで連載していた、哲学者・國分功一郎の人生相談コーナーのまとめ本。 相談相手の文…

日系外国人の自己 ―日系アメリカ人の戦争証言(NHK「戦争証言アーカイブス」より)に関する自己論的考察―

卒論が限界なので、何かヒントはないかと自分が過去に書いたものを読み返してたら、なんか面白いのを見つけたのでブログ用に要約して載せてみました。 ◯はじめに 終戦後70年を迎え、実際に戦争を体験した人々が世を去るのと同時に、彼・彼女らの体験を後世に…

僕らはどうやって情報を仕入れるか?(天野彬『シェアしたがる心理〜SNSの情報環境を読み解く7つの視点〜』を読んで)

シェアしたがる心理~SNSの情報環境を読み解く7つの視点~ 作者: 天野彬 出版社/メーカー: 宣伝会議 発売日: 2017/10/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 大規模なアンケート調査やインタビュー調査から、我々のSNSへの投稿動機を解明しようとし…

ウェーバー → シュッツ → バーガー

この記事は知識の整理を目的としたノートです。 たぶん分かりにくいです。 ◯はじめに 最も代表的な社会学者の1人であるドイツの社会学者M.ウェーバーは、後に方法論的個人主義と呼ばれる考え方に基づき、理解社会学という立場を主張します。 ウェーバーはど…

戸谷洋志『Jポップで考える哲学』講談社文庫

Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲 (講談社文庫) 作者: 戸谷洋志 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/09/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 読んだきっかけ 教育実習に向けて、抽象的な事柄を噛み砕いて説明する手がかりを探して…

トム・クルーズ主演「マイノリティ・リポート」

マイノリティ・リポート (字幕版) メディア: Prime Video この商品を含むブログ (3件) を見る ・概要 『マイノリティ・リポート』は、2002年に公開されたアメリカのSF映画。ドリームワークス作品。 フィリップ・K・ディックの短編小説『マイノリティ・リポー…

細見和之『フランクフルト学派』中公新書

フランクフルト学派 -ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ (中公新書) 作者: 細見和之 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2014/10/24 メディア: 新書 この商品を含むブログ (22件) を見る ・読んだきっかけ ハーバーマス入門のために …

西田亮介『情報武装する政治』角川書店

情報武装する政治 作者: 西田亮介 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/03/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ・読んだきっかけ 同著者の『メディアと自民党』『政治はなぜわかりにくいのか』が面白かったので、2017年の衆院選を踏まえた…

オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』光文社古典新訳文庫

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫) 作者: オルダスハクスリー,Aldous Huxley,黒原敏行 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2013/06/12 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (23件) を見る ・読んだきっかけ 『1984』が面白かったので、同じジャンルの名…

映画『メッセージ』(英題 "Arrival")

久しぶりに、もう一度観たいと思った映画だった。 あらすじ↓ 世界各地に突然現れた宇宙船(?)。言語学の第一人者である主人公は、軍に召集され、宇宙人(?)との対話という任務を与えられる… びっくりするくらい粗いあらすじ書いちゃった。 少なくとも、ただのS…

暇と多忙

どっちが辛いですか? これ難しいですよね。 自分は、暇な時の方が精神は病んでると思う。 暇だから色々考えてしまって、どんどんネガティヴになって…みたいな。 でも、忙しいのも辛い。あああれまだやってないじゃん…とか思い出すとクソみたいな気分になる…