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Things you can live without knowing

AIやアンドロイドをテーマにした作品について

世の中には、AI(人工知能)やアンドロイドをテーマにした作品がめちゃくちゃあります。

というか、SF作品にはだいたい出てきます。

それだけこのテーマが人々の興味を引くものなのでしょう。

気づけば、そういう作品をたくさん見聞きしてきた気がするので、考えたことをまとめようと思います。

専門家でも何でもないので、ただの雑記です。

 

※ちなみに、この記事では

AI(人工知能)=「人間の知的能力をコンピュータ上で実現する、様々な技術・ソフトウェア・コンピュータシステム」(講談社『IT用語がわかる辞典』より)

とします。

 

AIと愛

初手からダジャレでごめんなさい。

人工知能は愛を抱くのか」というテーマは、SF作品あるあるの1つな気がします。

 

A.I.


cinema - A.I.

 

『her』


Her - Official Trailer (HD) Joaquin Phoenix, Amy Adams

 

イヴの時間


映画『イヴの時間』予告編

 

デトロイトのカーラのストーリーもそんな感じですね。

A.I.』では親子の愛、『her』では恋愛について描かれています。

AIやそれを組み込んだアンドロイドが感情を持てるのかどうかは「感情をどう定義するか」で変わる問題なので、一旦置いておきましょう。

 

ここに書いておきたいのは、仮にそれらが「愛のようなもの」を手に入れた時に生じる1つの問題についてです。

それは「人間と人工知能の寿命の違いによる、不均等な愛」です。

 

これまで、人工物の寿命は使い手の人間にかなり依存してきました。

しかし、今や機械が機械を作り、直す時代なので、機械の寿命は人間よりずっと長いと考えるべきでしょう。

そうすると、仮に人間とAIが愛を育むとしても、人間が先に老いることが明白ではないでしょうか。

その時、AIは、ほぼ確実に自分より先に死ぬと分かっている人間を、対等な愛の対象とみなしてくれるでしょうか。

 

私たちはペットを飼うとき「どうせ自分より先に死ぬ」ことがわかっていながら、愛情を注ぎます。(ゾウやクジラのケースは置いておいて)

それは、対等な愛情というよりも、人間が愛を与えている状態に見えます。

 

人間と機械の場合、その逆が起こる気がしませんか?

機械の方が長生きだし、頭も良い。この時、機械は人間を「飼い慣らすように愛する」ようになる。

そして、『her』のように、AIは人間の理解できない領域でAI同士の関係を育むことになるのではないでしょうか。

 

これは、「AIは人間の敵か味方か」「AIと人間のパワーバランス」などの問題でもある気がします。

そもそもこんな二元論で語れることでもないので、敵も味方もいろいろだとは思いますが。

 

月に囚われた男


映画『月に囚われた男』予告編

 

2001年宇宙の旅


4K/BD【予告編】『2001年宇宙の旅 HDデジタル・リマスター』12.19リリース

 

アベンジャーズ


映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』予告編

 

ただし、AIの寿命は「人間がシャットダウンすれば終わる」から、「人間よりAIが長生き」とは一口では言えませんね。

以上に書いたことは、『her』のようにAIがクラウド上である程度自由に生きているなど、人間から自立している状況でのみ起きることかもしれません。

 

AIが導き出した答えは「正解」か

計算結果としては正解なんだろうけど、倫理的に「正解」かどうかを判断できるでしょうか。

人間の行為と同じように何かしらの裁きにかけなければいけないのかもしれません。

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高度に人間的な存在として解釈されるドラえもん
大長編ドラえもん (Vol.4) のび太の海底鬼岩城(てんとう虫コミックス)

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最近取り沙汰されているプラットフォーマーへの規制もその一環と言えるでしょうか。

AIによる選択の価値基準を各企業が決めていては、カオスですよね。

「こうしたほうが良い/悪い」という価値判断と、それに基づく指示がAIから人間に為される世界では、誰がその価値基準を決めるのでしょうか。

 

結局

われわれ人間は好むと好まざるにかかわらず、進歩したAIと共に生きることになるのです。(松原仁日本経済新聞 9/10朝刊「やさしい経済学―AI社会を展望する⑤」)

専門家でも何でもないのに、だらだらと色々書いてしまいました。

ただ、AIとどう生きていくか、これは誰もが考えるべきテーマだと思うからこそ、書いてみました。

話が大きくなって気恥ずかしくなってきたので、無理やりまとめます。以上です。

アフター0〔著者再編集版〕(1) (ビッグコミックス)

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